パクテラ・コンサルティングが、FPTジャパンホールディングスと保険業界向けベトナム市場デジタルラボサービス分野での業務提携を発表しました。

保険業界に強みを持つパクテラと、ベトナムのITサービス領域で圧倒的なプレゼンスを持つFPTが提携することにより、日本の保険業界に対し、最先端デジタル技術の導入支援が可能となります。
この業務提携では、日本市場の保険業界で実現されていないデジタル技術において、ベトナム市場で実証実験を行い、日本市場への本格展開することで、日本の保険会社にデジタル活用の効果を最大限に享受することを目的としています。
デジタルラボサービスの内容は、AI(機械学習・深層学習等)関連開発、Blockchain関連開発、データモデリング開発、システムプラットフォーム開発、レガシーシステムとのインテグレーションとなっており、ベトナム市場での実証実験において大量のデータ投入・解析し、検証したのちに、日本市場に展開する予定とされています。
今後は、2019年上半期中に案件を獲得。
2019年下半期でベトナム市場での実証実験を実施し、2020年には日本市場での本格展開という目標となっており、今後の展開に注目が集まります。

FPTは、2019年2月に国内コンサルティングファームであるエル・ティー・エスと業務提携を発表したばかりです。
こちらの業務提携では、RPA導入やAI活用支援をはじめとする企業のデジタルトランスフォーメーション支援を目的としており、保険業界以外にも広く自社の持つ技術力を活用していくと思われます。
コンサルティングファーム各社が、どのように技術力のあるIT企業を巻き込み、日本企業のデジタルシフトを支援していくのか、今後の動きが気になります。