専属エージェント

榎本 雅仁

戦略コンサルも業務コンサルも日々勉強が大切です。
戦略コンサルタントも業務コンサルタントも、基本的には情報収集をし、考え、成功に導くことが仕事です。
また、経営層やプロジェクトメンバーとのコミュニケーションを図るコミュニケーション能力も必要不可欠です

会社の業務を支援するコンサルタント。細分化すると、戦略コンサルタントや業務コンサルタントと言われる分野が注目されています。今回は、それぞれの仕事内容やキャリアアップの方法について解説します。

戦略コンサルタントとは

企業が成長するための要素はいくつかありますが、やみくもに活動をすれば良いというものではありません。
一般的には中長期5か年計画を策定し、これに基づいた組み立てられた短期計画に沿ってその活動を行います。

戦略はこういった活動の屋台骨になるものですが、戦略を策定するためには広範囲の分野にわたる知識や視野と、それを総合的に判断して行動に移す能力が必要とされます。
こういった能力を提供し、企業の発展に寄与するのが戦略コンサルタントの役割です。

戦略コンサルタントの仕事内容

ひとくちに戦略といっても様々なものがあります。

マーケティングに関する戦略では、販売の知識だけでなくトレンド動向や関連する歴史からモノづくりの知識、流通チャネルをはじめとして全般的な知識、他社の動向、ITに関する情報などをコンサルタントは持っていることが望ましいのです。

ブランド化戦略の場合には、ブランドにかかわる文化的な知識や歴史的な知識から、地勢的な情報や環境についてまで知っておく必要があります。もちろん、ブランド化についての正しい知識が必要なことは言うまでもありません。

自分がわからないことや知らないことによって情報不足に陥らないように常に勉強し、自分で調べ、頭で考えてあるべき方向の結論を見つけ出さなければならないのです。
時には、心理学の手法や統計学の手法を用いることもあります。
このようなメソッドや状況の分析や表現のために使われる言葉は、最終的にはコンサルタントが独自に生み出す必要がある場合も多いです。

業務コンサルタントとは

企業の日々の活動の中で、いつも同じことを繰り返していると、新しいことへのチャレンジを見落としがちになります。しかし、日々の業務の中では常に改善活動を行い、業務の効率化や安全、安心、確実により良いモノを提供するための生産活動を行う必要があります。

このような日々の活動の中で、業務を改善しサービス水準を上げ、企業活動の向上のために様々な改善や効率化などを行うのが業務コンサルタントとしての役割です。
業務コンサルタントは、様々な業務分野での専門のコンサルタントと、それらのことを総合的に対応するコンサルタントに分けられます。

業務コンサルタントの仕事内容

製造業では、少しでも効率よく、少しでも安全確実に、欠陥のない製品をお客様に届けるために毎日が改善の日々です。
そんな現場を担当するコンサルタントは技術的な知識も必要で、ムリ、ムラ、ムダを無くすために全力を尽くしています。

また、事務の現場でも、工場などと同じくムリ、ムラ、ムダを業務から排除し、よりよい業務環境を創るための支援を行います。

戦略・業務コンサルタントに必要な資質

戦略・業務コンサルタントに必要な能力は、いろいろな立場の人から話を聴くヒアリング力や、相手とのやり取りするためのコミュニケーション力は必須です。
そして、目標を設定してみんなでそこに向かっていくためのファシリテーション能力も要求されます。

様々な政策や方針などを計画立案し提案するために社会情勢や経済動向、トレンドについても正しく知識を持っておかなければなりません。
そのためには知識を吸収し、情報を集め、正しく物事を判断することができる力が必要です。

知識を総合して分析を行い、現状を見通して未来を予測することでその状況に対応するための行動を方向づけ、実施させることができる能力です。

戦略・業務コンサルタントのキャリアアップ法

コンサルティングを行う分野の専門知識は必要です。
その分野に関連する知識や、影響を及ぼず分野の知識はもちろん、様々な周辺の知識と経験がコンサルティングの内容や質を決めるといっても良いでしょう。

コンサルティングの為にはそのような専門分野の周辺知識を吸収していく必要があるため、勉強好きであることもキャリアアップに欠かせない要素です。

その他にも、戦略・業務コンサルティングの場合、経営者などのトップの人たちと対等に話をしなければならない場面も多々あるため、経営者レベルの知識や話題、マナーなどは身に付けておかなければいけません。

同時に、現場のことも知っておかなければいけないことから、キャリアアップのためには、日々惜しみない勉強と、毎日の経験を自分の能力向上のための財産だと考えて、日々受け入れ、反省し、しっかりと哲学をする頭脳を育てていくことが必須なのです。